部下のミスが目立つことで悩まれている方も少なくないでしょう。
部下自身が変わらなければならないという考えもあるかと思いますが、今回は上司側が工夫することで部下のミスを減らすことができる方法についてご紹介させていただきます。
紹介させていただく内容は、僕が開発リーダーになって部下のミスが目立つことに対し、行った内容です。
実際に、これを行ったことで部下の簡単なミスはほとんどなくなりましたし、勘違いをして余計なことをすることもなくなりました。
それでは、その内容についてご紹介させていただきます。
悩み:部下のミスを減らせないか?
この記事を読むと…
結果:部下の理解度を挙げることでミスの発生を減らせる
部下のミスを減らす方法
業務・作業内容を理解させる
業務・作業内容を理解させることを意識しましょう。
自分は充分に説明している!という方もいると思います。
しかし、本当にそれで部下は理解できていますか?
自分が説明した内容を理解しているかどうか確認をしたとしても、「分かった?」と一言で済ませていませんか?
それでは確認として不十分です。
では、どのように確認するかというと、部下に自分が説明した内容を説明させることが簡単にできる正確な確認方法です。
なぜ、説明させることで理解度を確認できるのか?
それは、理解していないことは言語化できないからです。
例えば、新しく買った本を読んだ場合を考えてみましょう。マンガでも構いません。
その本を読み終えたときに、
- ◯ページで筆者が✖✖と主張していたのはなんで?
- ◯ページで主人公が✖✖と言っていたのはなんで?
と聞かれたときにすぐに答えられるでしょうか?
時間をかけて読んだり、内容を整理しながら読んだりした方ならすぐに答えられるでしょう。しかし、多くの人はそのように読んでいないため、答えられないと思います。
ここでの前者と後者の違いは、内容を理解できているかどうか、です。
すなわち、説明された内容を頭の中が整理し、理解してれば説明はできるはずなのです。逆に、説明できないということは、理解できていないことの証明になります。
そのため、自分が説明した内容を説明させるということは理解度確認の上で有効な方法となるのです。
メモをとらせる
説明する際に、部下にメモを取るように促しましょう。
理由としては次の2つがあります。
- 忘れても、見直すことで思い出せる
- 話に集中させる
これらにより、内容を忘れた場合の対処をするとともに、内容理解を深めることにつながります。
詳細について次の項目をご参照ください。
忘れても、見直すことで思い出せる
人は忘れてしまう生き物です。
そのため、絶対に忘れるな、と言われてもそれを守り切ることは難しいです。
なので、忘れても思い出せるようにメモを取らせることが重要となります。
話に集中させる
相手の話に集中していなければ、メモを取ることって難しいです。
なぜなら、集中していないと相手の言葉を正確に聞き取れないですし、内容をまとめられないからです。聞き漏れがあると、話のつながりがよく分からなくなり、内容が理解できなくなります。
そのため、自然と集中力が上がります。
スケジュール調整をする
無理のないスケジュール設定をしましょう。
ミスをさせないためには集中力・注意力を切れさせないことも重要です。
集中力・注意力を保つためには、無理のないタイムスケジュール、日程調整が必要です。
人それぞれ適切な仕事量は異なります。そのため、部下ごとに適切に仕事量が設定されているのかを改めて把握するようにし、無理をさせないようにスケジュールを調整するようにしましょう。
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