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「考えろ」と言われてしまう人の特徴と対策

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仕事をしていると「もっとちゃんと考えろよ」と言われている人を見たり、そう言いたくなる人がいたりすることがあります。

 

そう言われてしまう人たちはどのような人なのか?

それを改めて認識することで、改善する事が可能です。

 

そう言われてしまう人は、自分がどれに当てはまるのか?

また、部下が考えなくて悩んでいる上司の方は、その部下がどれに当てはまるのか?

 

まずは、それをチェックし、それに応じた対応をとっていきましょう!

 

では、「考えろ」と言われてしまう人の特徴と対策についてご紹介していきます。

 

 

 

「考えろ」と言われてしまう人の特徴

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 考えろと言われてしまう人の特徴は3つ挙げられます。

  1. 言われたことだけをやる
  2. 優先順位をつけられない
  3. 理由付けができない

この3つです。

 

必ず、上記のいずれかもしくは複数の項目に当てはまると思います。

 

もしもこれに当てはまらないのであれば、その人は考えているがその思考が浅いことを指摘されているのかもしれません。

そのような方はこの記事ではなく、以下の記事をご覧になってみてください。

 ご参考になれば幸いです。

www.maruno1.com

 

話を戻しますが、上記であげた3つの特徴に対し、

特徴に当てはまる人がなぜ「考えろ」と言われてしまうのか?

また、どのようにすればそれを改善できるのか?

 

について次の項目で紹介していきます!

 

 

「考えろ」と言われる理由と対策

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言われたことだけをやる人

「考えろ」と言われる理由

言われたことだけやる人が「考えろ」と言われてしまうのは、指示されたレベルのものしかできないからです。

 

指示する側が1から10まで事細かに説明することは稀であり、たいていは大まかに指示します。

1から10まですべて指示するということは、すべて指示者が事前に内容を考えているということです。

つまり、1から10まで事細かに説明するには考える時間が必要であり、指示者としては負担はあまり減らないのです。すべての仕事に対し、これを行っていては仕事は進まなくなってしまいます。

だから、大まかに伝え、作業者に仕事を委託するのです。

 

それなのに、作業者が言ったことしかやらないなら、結局指示者自信で考えてやる羽目になってしまいます。そうなってしまっているから、「考えろ」と言われてしまうのです。

 

対策

まずは指示されたものに対する目的・方針を理解するようにしましょう。

といっても、残念なことに人によってはそれらを説明してくれない人もいます。

 

なので、自分から

  • 何のためにやるのか?
  • どのようにしたいのか?

などについて指示を受けた際に確認するようにしましょう。

 

そして、それを達成するためにはどうすべきかを考え、作業に移りましょう。

もし考えた結果に自信がなければ 、指示者に自分の考えを伝え、そのやり方でいいかの判断を仰ぐと失敗しづらくなります。

そのような確認の際には下記記事の内容を意識してもらえるとうまくいきます。

ぜひご参考にしてみてください。

www.maruno1.com 

 

優先順位をつけられない人

「考えろ」と言われる理由

優先順位をつけられない人が「考えろ」と言われてしまうのは、「今」やるべきことをやらないからです。

例えば、明日までに提出しなければならない書類ができていないのに次週提出予定の書類を作成していたり、見通しも計画も立てていないのにとりあえず行動し始めたりといった事例が挙げられます。

 

優先的にやるべきものから取り組んでいかないと、仕事におくれが生じたり、滞ったりしてしまいます。

そうなってしまってはスケジュール通りに仕事を完了できなくなります。仕事よっては、期日を守れなくなってしまうことでお客さんに迷惑をかけるだけでなく、信用を失うことにつながります。そうなると次の仕事にも影響が出てしまいます。

 

だから、「考えろ」と言われるのです。

 

対策

仕事は緊急度や重要度に応じて、優先度が変わってきます。

優先度はそれらを把握することで簡単に決められます。

詳しくはコチラの記事を御覧ください。

www.maruno1.com

 

 

理由付けができない人

「考えろ」と言われる理由

理由付けが出来ない人が「考えろ」と言われてしまうのは、物事の判断をしていないからです。

理由付けがなければ、なぜそれでいいのかがわかりません。つまり、理由付けが出来ない人というのは、「自分で考えて判断をしていませんよ」と自ら言っているのと同じということです。

それでは、「考えろ」と言われてもしょうがないですよね。

 

対策

何事においても、理由をはっきりさせるようにしましょう。

 

このときのポイントとしては、過去に同様な方法や手順などでやっているから、という理由を使わないことです 。

それを言ってしまうと、「じゃあ、なぜそのような方法や手順をとったの?」と聞かれてしまうからです。

 

あいまいに理由をつけるのではなく、明確な根拠を元に理由付けすることを意識しましょう。

 

 

まとめ

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「考えろ」と言われてしまう人の中でも、その原因は人によって異なります。

自分がどれに当てはまるのかを改めて認識し、それに応じた対応をしていきましょう。

考えるということの基本としては、ロジカル・シンキングというものがあります。

ロジカル・シンキングに関する本はたくさんあるので、ぜひコチラからご覧になってみてください。

www.amazon.co.jp

 

ちなみに僕のオススメはこれです。内容としても分かりやすく、誰でも読みやすい本です。

10歳でもわかる問題解決の授業

10歳でもわかる問題解決の授業

  • 作者:苅野進
  • 発売日: 2017/09/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

また話は戻りますが、部下が考えて行動しないことに悩んでいる上司の皆さんにおいても、その部下がどのタイプに当てはまるのかを考え、それに応じた対策をとってみてください。

対策後、すぐに改善されることは難しいかもしれませんが1ヶ月、3ヶ月、半年といったスパンで改善の傾向は徐々に見られるようになるはずです。

 

もしも改善が見られないようであれば、その人の本質的な部分で改善が必要となってくるでしょう。

そうなるとヒアリングなどを通し、その部下のことをもっと知るところから始めるなどの別の方法を試す必要性が出てきますので、別の方法を模索してみてください。