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部下が意見を言いやすくするために上司・リーダーがやるべきこと

打合せの場でなかなか意見が出ない

自分の意見を言わない

 

そんな部下を担当されている上司やリーダーの方は結構いるのではないでしょうか?

僕も開発リーダーになりたての頃、打合せなどの場で部下が自分の意見を出すことが少なく、議論ができないことに悩んでいました。

 

なぜ意見を出さないのか?

と疑問に思い、僕がリーダーになる前に部下が所属していたグループの状況を聞いてみたり、僕がまだ新人の頃どうだったのかを振り返ったりしてみました。

 

そうすると、この問題は上司側にも原因あるのだと気づきました。

 

今回はその内容について、ご紹介していきます!

悩み:部下が自分の意見を出してくれない

これを解決すると…

議論の場に限らず、部下が自ら意見や提案をするようになる。

結果として、グループの仕事の質の向上につながる

 

 

なぜ意見を出さないのか?

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なぜ意見を出さないのだろうか、と疑問に思われる方も少なくないと思います。

でも、それは出さないのではなく、出せないもしくは出しづらい環境になっている可能性が高いです。

 

それはなぜなのか?

 

最後まで話を聞いてくれない

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一番の原因は上司が話を最後まで聞いてくれないことにあります。

 

話を聞いてくれない人と話したいと思いますか?

答えはNOです。

 

 

もちろん、最後まで話を聞かずに横やりを入れてしまうのは、部下の話し方に問題がある場合もあるでしょう。

その場合も、突き放すのではなく、一緒に考える姿勢を見せるだけでも今後の部下の言動には差が出てきます。

 

僕は新人の頃に、上司に相談に行った際、「何が言いたいのか分からない」と突き放され、それ以後相談や報告に行くのがすごく億劫になった経験があります。

一度このようになってしまうと、なかなか状況が良くなることはありません。

 

 

今一度、自分の日ごろの態度や言動について見直してみましょう!

 

自分の意見に自信がない

部下は上司である自分よりも経験が少なく、知識も少ないです。

そのため、自分の意見に自身が持てず、発言しづらく思っている人も多くいます。

 

本人が勉強することで知識を増やせばいい話ではありますが、グループとしてそういった部下を育てることも意識すべきです。なぜなら、より経験は重ねた人から教えてもらう方が圧倒的に成長は早いからです。

 

例えば、経験したことのないスポーツを始めたとして、本や動画を用いて独学で学ぶのと一流のコーチに教えてもらうのとでは成長のスピードに大きな差が出るのは容易に想像できるでしょう。

 

仕事についても同じです。

グループとして、部下を育ててあげることで徐々に自信を持てるようになります。

 

育てるということを意識してみましょう!

 

 

意見を出しやすい環境を作るには?

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前項でも挙げていましたが、まずは話を聞いてあげることが重要です。

上司が話を聞いてあげることで、部下も話しかけやすくなります。

 

もしも、部下の話し方(話す順番など)に問題がある場合は、ひとつひとつ一緒に内容を整理してあげることを心がけましょう。

 

例えば、

  • 目的は何なの?
  • 結論は何なの?
  • その理由は?
  • どのようにしたの?

など質問を投げかけてあげ、ひとつひとつの項目について明確にしてあげましょう。

そうすることで話の内容を整理することができ、お互いに内容理解がスムーズにできます。

 

意見を出させることの意義

話しやすい環境を作ることで、些細な疑問についても相談しやすくなったり、自分の意見の正誤を上司に確認しやすくなったりします。

 

そうなってくると、

  • 議論をできるようになる
  • 議論を活性化させ、よりよい案や方法などの提案ができる
  • 自分とは違う目線の意見を聞くことができる
  • ミスややり直しが減る

など多くのメリットにつながってきます。

 

せっかくグループとして仕事をしているのであれば、個人ではできないメリットを活かさない手はありません。

ぜひこれを日々の仕事に活かしていきましょう!