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勉強・学習の質を上げたい!学び効率を最大化する方法【インプット大全】

 

■次のような悩みをお持ちですか?
  • 勉強のやり方が分からない、コツが知りたい
  • 短い時間で効率よく学ぶ方法が知りたい
  • 勉強しているのに結果が出ない、仕事に活かせない
  • よく本を読むけど内容を覚えていない
  • 教えてもらったことを覚えられない、すぐ忘れてしまう
  • 今の自分に満足できない、もっと成長したい

 

以上のような悩みをお持ちの方にこの本をご紹介させていただきます。

学び効率が最大化する インプット大全】です。

 

この本は、読書、講義のような人から聞くもの、見て学ぶことなど様々な学習方法について、より効率を上げるにはどうしたらよいのか?を教えてくれる内容となっています。

また、この本は医師の方が執筆されたものであり、様々なインプット(学習)方法に対し医学的根拠が述べられています。そのため、なぜそのインプット方法が良いのか(頭に残るのか)納得して読み進められます。

加えて、各項目が2~4ページ程度にまとめられており、図や表、絵などのを交えて説明されているため、理解しやすく読みやすい構成になっています。そのため、普段本を読まない方でも読みやすいです。

 

 

それでは、この本について詳しくご紹介させていただきます。

  

 

概要

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内容紹介

この本では、インプットについての内容として、

  • インプットの基本原則
  • 科学的に記憶に残る本の読み方
  • 学びの理解が深まる話の聞き方
  • すべてを自己成長に変えるものの見方
  • 最短で最大効率のインターネット活用術
  • あらゆる能力を引き出す最強の学び方
  • インプット力を飛躍させる方法<応用編>

などが紹介されています。

これらの項目はさらに10~20程度の小項目に分けられており、詳しく、それでいて分かりやすくまとめられています。

 

というのも、各小項目は2~4ページからなり、図や表、絵などが多く、説明されている内容をイメージしやすい構成になっているため、とても理解しやすいです。

また、具体的にどうしたらよいのかという点についても多くの例を挙げられており、実践しやすいようになっています。

 

この本のミソ、つまり特に重要なのは

  • インプットの基本原則
  • インプット力を飛躍させる方法<応用編>

の項目の内容です。

なぜなら、これらの項目がインプットに関する基礎的な内容であるからです。

 

その他の項目は、以上の項目の内容をベースにした具体的なHow toに関する内容となっています。

そのため、まずは以上の2項目を理解して、その他の項目で自分に合ったHow toはどれかといった選択をしていくことで、勉強や学習効率を上げて結果につなげられると思います。

 

ページ数と読了目安時間

ページ数:269ページ

読了目安時間:3~4時間

 

ページ数はビジネス本の標準的な量だと思います。

前述の通り、内容は各小項目は2~4ページからなっているため、隙間時間にちょっとずつ、という読み方もしやすいです。 

 

図や表、絵などの表現も多く、

  • 文字ばかりが並ぶ本に抵抗がある方
  • ビジネス本に限らず、あまり本を読まない方

でも 読みやすい内容となっています。

 

著者プロフィール 

樺沢紫苑(かばさわしおん)

精神科医、作家
1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004 年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。
「情報発信を通してメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、累計40万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝える、「日本一アウトプットする精神科医」として活動している。
著書は 30 冊。『読んだら忘れない読書術』(サンマーク出版)は15万部、『学びを結果に変えるアウトプット大全』(サンクチュアリ出版)は45万部のベストセラーとなっている。

引用元:学び効率が最大化する インプット大全

 

この本のポイント

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この本のポイントはもちろん「インプットの仕方」にあります。

しかし、その中でもポイントとなるのは

  • 「なんとなくやらない、注意深くやること」
  • 「アウトプット前提にインプットを行う」

という点にあります。

 

「なんとなくやらない、注意深くやる」ということは勉強をする上では当たり前かもしれません。

しかし、意外とできていないことも事実なのです。

 

実際に本を読んだり、講義を聞いたりした後に

  • その内容の概要を説明できますか?
  • 自分が何を理解できなかったかを理解していますか?

多くの人の解答はNoだと思います。

 

このようになってしまうのは読んだり、聞いたり、見たりした内容を理解できていない、すなわち頭の中で整理できていないからです。

 

なんとなくやらず、注意深くやっていれば、内容を説明できずとも自分が何を理解できなかったかくらいは説明できるはずです。

それもできないということは「なんとなくやっていた」と言われてもしょうがないですよね。

 

そのような状態にならないために意識すべきことが「アウトプット前提にインプットを行う」ことです。

 

例を挙げてみます。

学生時代を想像してみてください。

  • 普通に授業が行われる
  • 授業の最後に成績に関係する小テストをやると言われて、授業が行われる

どちらの方が「なんとなくやらずに、注意深く」授業を受けますか?

 

絶対に後者だと思います。

この違いこそ、「アウトプット前提のインプット」をしたかどうかです。

 

では、より効率的にインプットするにはどうすればよいのか?

 

そういった具体的な方法や詳しい内容を知りたい方はぜひ学び効率が最大化する インプット大全を読んでみてください。

学び効率が最大化するインプット大全

学び効率が最大化するインプット大全

 

 

 

書評感想

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この本は読む・聞く・見るといったインプットの基本に対し、具体的にどういう方法をとることでより効率的にインプットできるのかを文字に起こすだけでなく、図や表、絵にすることで分かりやすくまとめられていて、本当に理解しやすい内容でした。

 

なんとなく感覚的に分かっていることでも文章や図、表、絵に落とし込まれていることで頭で理解することにつながったと感じます。

 

普段何気なく読んだり聞いたり見たりしている会議資料やニュースなんかもアウトプットを意識することで疑問に思うことが本当に多くなりました

 

この本を通して、いかに自分が考えていなかったかを実感することができました。

勉強だけでなく、物事の考え方についても改めて考えられるきっかけになりました。

 

改めて、学び効率が最大化する インプット大全は次のようなお悩みをお持ちの方にお勧めいたします。

■次のような悩みをお持ちの方にオススメします
  • 勉強のやり方が分からない、コツが知りたい
  • 短い時間で効率よく学ぶ方法が知りたい
  • 勉強しているのに結果が出ない、仕事に活かせない
  • よく本を読むけど内容を覚えていない
  • 教えてもらったことを覚えられない、すぐ忘れてしまう
  • 今の自分に満足できない、もっと成長したい

ぜひ一度この本を読んでみてください。