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新しい商品・ビジネスの考え方【目線の変え方】

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新しい商品・ビジネスというと、全く新しい何かを発明したり開発したりしないといけない、と考える人は多いと思います。

もちろんそういう場合もありますが、実際はそれに限った話ではありません。

 

本当?

 

と思うと思います。

 

いくつか例をご紹介するとともに、それを導出するための簡単な考え方を併せてご紹介します。

誰でも簡単にできる方法ですので、ぜひ身につけて活かしてください。

 

Problem

◆新しい商品・ビジネスの考えが浮かばない

アイデアが凝り固まっている

Solution

◆5W1Hを使って目線を変える

 👉視覚化することで視野を広げられる!

 👉アイデアの幅が広がる!

 

 

 

新しい商品・ビジネス例紹介

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新しい商品・ビジネスとして空調機とクリーニングの2つの例をご紹介します。

 

空調機(エアコン)

空調服

 建設現場や工事現場など屋外での作業がメインとなる仕事に携わる方が主に使用されている空調服。

日が照るような屋外でも涼しさを感じられ、熱中症対策としても効果を発揮しています。

 

この空調服ですが、全く新しいものというよりは既存のものの組合せで出来ています。

ご存知の通り、「扇風機」と「洋服」です。

 

これまで扇風機は、電源コードをつないで設置して使うものや手に持って使用するものが主でした。

しかし、それを服に取り付けてしまうことで、場所を選ばず、かつ両手を使わずに涼しさを感じられるものにした新しい商品の例です。

 

ウェアラブルエアコン

2020年になってちょっとずつ話題となっているウェアラブルエアコン。

空調機メーカーの富士通ゼネラルにより、6月に発表された 「Comodo gear」も話題となりました。

 

こちらの商品も場所を選ばず、涼しさを得られるのは空調服と同様です。

しかし、空調服が利用できない場所=静かにすべき場所や防護服など密閉された服を着る際などでも使えることで注目されています。

 

クリーニング

スニーカークリーニング

クリーニングと言われると、洋服やスーツ、コートなどの衣類をイメージします。

しかし、近年スニーカーのクリーニングが流行しています。

近年ではファッションとしてスニーカーが流行していることもあり、けっこうなニーズがあるようです。

 

これまではクリーニングの対象ではなかったものを、新たに加えることでビジネスの拡大を行った例となります。

 

出張クリーニング

クリーニングといえば、クリーニング屋さんまで洋服やスーツ、コートを持っていかなければなりませんでした。

これらは意外と荷物になって、ちょっと手間な作業でした。

 

しかし、それらを家まで取りに来てくれることで上記のような煩わしさをなくすことに着目したのが出張クリーニングです。

 

自宅クリーニング
LG styler ブラック S3BF

LG styler ブラック S3BF

  • 発売日: 2018/05/31
  • メディア: ホーム&キッチン
 

自宅で簡単にクリーニングのような効果が得られることで注目されたのがLG stylerです。

洋服をかけておくだけで使用できる簡単さも相まって、家電好きな方からも注目を集めています。

 

これに関しては、頻繁にクリーニングに出す手間を省けるとともに、使ったその日にクリーニングのような効果が得られるという新しい家電として、開拓されたものですね。

 

新しい商品・ビジネスの考え方

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ここまでいくつかの商品やサービスについてご紹介しました。

これらの中には、コレまでなかった新しい製品も含んでいますが、目線を変えることでできた新しいものということは共通しています。

 

この目線を変えるということは意外と難しいものです。

しかし、目線を変えるための簡単にできる方法があります。

 

では、その方法をご紹介します。

 

5W1Hを利用する

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その方法とは、5W1Hを利用した方法です。

5W1Hとは

  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(だれが)
  • Why(なぜ)
  • What(なにを)
  • How(どのように)

のことです。

 

コレを利用することで、目線を簡単に変える事ができるようになります。

 

5W1Hをどのように使うのか?

では、5W1Hをどのように使うのか?

前項で挙げた例を元に説明していきます。

 

空調機の例を元に考えてみます。一般的な空調機(エアコン)について、5W1Hに当てはめてみると、

  • When:暑い、寒い
  • Where:自宅などの屋内
  • Who:使用者
  • Why:涼みたい、温まりたい
  • What:空気を
  • How:冷やす、温める

といった感じになります。

 

一般的な空調機(エアコン)の場合、自宅や商業施設などの屋内でしか使えないという縛りがありました。つまり、場所(=Where)に制約があったのです。

これに着目したのが、空調服やウェアラブルエアコンです。

 

同じように、クリーニングを5W1Hに当てはめると、

  • When:汚れたとき
  • Where:クリーニング屋
  • Who:クリーニング業者
  • Why:きれいにしたい
  • What:衣服を
  • How:洗剤と洗濯機で

といった感じになります。

 

このWhatに着目したのが、スニーカークリーニングです。

また、Whereに着目すれば出張クリーニング、Whoに着目したのが自宅クリーニングです。

 

このように5W1Hに当てはめてみると、簡単に目線を変えることができます

 

まとめ

新しい商品やビジネスを考える上で目線を変えてみるのは重要なことです。

ですが、凝り固まってしまった頭ではなかなか新しいことを考えることは難しくなってしまいます。

しかし、どうしても常識などにとらわれてしまうのも事実です。

 

そういった場合でも、この5W1Hに当てはめる方法を使えば、誰でも簡単に目線を変えることができます。

 

身の回りの物を5W1Hに当てはめてみると、意外なことに気づき、新しいものが見えてくるかもしれません。

ぜひ一度この方法を試してみてください。