アレもやらないといけないし
コレもまだ終わっていない
やることが山積みだ・・・
特に忙しいときには、このように「やることが多い」と感じてしまうことが多いと思います。
こうなると余計に気持ちに余裕がなくなってしまい焦ってミスをする、なんてこともありますよね。
今回はこのように「やることが多い」と感じたときの対処法について、ご紹介させていただきます。
やるべきことを見える化する
やることが多いと感じたら、まずはその「やること」を見える化しましょう!
具体的には、ToDoリストへの落とし込みがおすすめです。
付箋をよく使う方は付箋でも構いませんし、パソコン上のメモをよく使う方はそれでもOKです。
とにかく、まずは見える化してやることの全体量を把握してください。
頭の中で考えているとアレもコレもやらないといけないと感じますが、書き出して見える化してみると意外と大した量ではない場合が多いのです。
それに気づくことができれば、ムダに焦ってミスをすることも減るでしょうし、ムダに頭を使って疲れることもなくなります。
見える化してしまったら、あとはそれらの優先順位を決めて1つずつ集中して終わらせていくだけです。
優先順位の決め方はこちらの記事を参考にしてみてください。
予定外の仕事(飛びこみ業務)の優先度の決め方 - ふらっとTHINKING
見える化することのメリット
見える化することの効果は3つあります。
- 仕事量を把握できる
- 集中力が増す=焦りを防ぐ
- 疲れづらくなる
それぞれについて簡単にまとめていきます。
仕事量を把握できる
見える化することでやるべきことの全体量が把握できます。
全体量がわかれば、急ぐべきか、間に合うかどうか冷静に考えられます。
どうしても間に合いそうにないと判断できれば、他の人に相談したり依頼したりと円滑に仕事をすすめるために別の選択することもできます。
また、見える化することで抜け漏れの防止にもつながります。
目に見えることで不足しているものに気づきやすくなるためです。
また、他者が確認することもできるようになることも要因の1つです。
集中力が増す
人間の脳は多くの情報を同時に処理できるようにはできていません。
一般的に人間の脳が同時に処理できるのは3つ情報までと言われています。
そのため、頭の中であれこれと考えていては脳の作業領域(ワーキングメモリ)のムダ使いにつながります。
そこで見える化です。
見える化することで頭の中であれこれと考えることを防ぐことができます。
結果として、ムダに脳を使うことがなくなるため、集中力があがります。
集中力が上がれば作業効率や精度は高くなるので、仕事の進捗は良くなります。
疲れづらくなる
見える化することで頭の中を整理できるため、ムダに考え込むことがなくなるので疲れづらくなります。
頭の中でアレもコレもと考えているときは、並行して複数の物事を考えている状態です。
この並行して考えてしまうことが悪いポイントです。
前項と同様の内容となりますが、一般的に人間の脳が同時に処理できるのは3つの情報までと言われています。
しかし、3つの情報を同時に処理しようとすると脳への負荷はとても大きくなってしまいます。
つまり、複数の情報を並行して処理しようとすると短時間で疲弊してしまうのです。
しかし、見える化することで考え込むことをやめてしまえば、ムダに頭を使うこともないので疲れづらくなります。